想像の中で2次元を3次元化する、についての考察。/プル式
 
僕にとっては日常的な作業なのだけれど、一般的にはそうではないのだろうか、と思った。絵描きやデザインを行う人にとって、2次元化、3次元化、の変換さらに4次元、などといった変化は日常の作業であり、美大などに進むために勉強をしていると、想像だけでデッサン(この場合形態スケッチなど)を行うという試験まである。それほどに日常なのだ。だから、という訳ではないが、美大生にオタクと呼ばれる人種は確かに多い。2次元のアニメを頭の中で自由に動かす事が容易だし、絵という物自体に取り付きやすいから。

オタクは日本に現れる特異文化、というわけでは無いだろう、と思ってみる。実際に多国籍のオタクが存在するわけだし、日本人
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