妄想家はかくして創られき【詩とは何か祭り参加作品 〜ちびっこからの付録〜】/北村 守通
様に振り回されるわけで、ロス・マクドナルドを読んでいるわけではないのです。(勿論、間接的には知らず知らずのうちに読んでいるのですが。)作者の意図を考えるのはこうした作品を(詩や小説、あるいは造形美、いやなんでも)純粋に自分の中で楽しんで、その後から「どうしてこんな作品を創ったんだろう?」でいいと思うんです。乱暴かもしれませんが。
だから、自分が詩を描く、書いたものを発表するという行為についてもこうあって欲しいな、と思っています。だって「北村さんは○○な人ですね」なんて言われたら、自分の性格判断されているみたいで冷や汗物です。(いや、それはそれでしょうがないんですが。)それよりも「人魂怖い!」なん
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