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K.SATO
死んでいない
だけど生きてはいない
君は生きていないのだろう
だけど死体ではない 僕ではない、君は
街の中 過ぎゆく笑顔の中の一つだろう
ちがう死んでいるじゃないか
呼吸はどこだ 笑いはどこだ
この暗い顔をしたものは何
君よ…
生きていた君よ
昨日まではここにいたのだが
地下室の隅でいつも
終わらない歌を歌っていた君
君は何にでも誰にでも
そこで笑顔をふりまいていた
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