世界のしくみ/A-29
.com/080903russia.htm
がそれである。
イギリスが均衡戦略によって欧州の覇権国になれたことは、諜報と金融の国際的な「ネットワーク」を使って、イギリスが欧州大陸諸国の政治を外から操作できたことを意味する。イギリスに限らず「ネットワーク」を使いこなす勢力は、諸国の政治を操り、世界を間接支配できることになる。このような「ネットワーク」の存在を前提に考え直すと、国際政治は、常識的に考察されているものとは全く別の特徴を帯びる。まっとうな議論から排除されてきた陰謀論を視野に入れざるを得なくなる。(「覇権の起源(2)ユダヤ・ネットワーク」田中宇)
僕も同感だ。「正史」では説明のできない世界史のダイナミズムを理解するためにはこうした視点も考慮すべきでなのではないか。
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