居眠りと地続きな頭の今日/猫のひたい撫でるたま子
 
夕方六時半、寝ないようにアラームをかけて眠気を誤魔化しながら図書館で借りてきた詩集を読む。
レイモンド・カーヴァーの「水と水が出会うところ」。

彼女の生涯を通して という詩がきれいだったような気がする。

ぬるいお風呂に浸かる、焼きそばに生卵を乗っけてたべる。

必要な買い物にいく

リンスと牛乳。

中間

美意識と道徳の中間

どんなに素敵な美意識があっても、それに興味があって刺激的でも、あんまりにも自分の常識と違う人と共に時間を過ごすのは難しい。

また、どんなに礼儀正しくって気持ちがよくても、興味の対象が違うと通過してしまう。

本音で話せることが好き。好かれようとしなければ、自分次第で自由自在。
でも意外と難しい。

とても眠いので、誰かと電話で話してもスローテンポ。伝えたい話がなんだったのか、話がしたかっただけなのか定かにならないまま会話が終わる。

多分、誰かに書いた手紙のような言葉より、本当に一人ぼっちの独り言は美しいといったような話。

これからやっと夜だから眠れる。



戻る   Point(0)