ブロッコリーをなげつけろ/詩集ただよう
 
勢いよく地面から跳び上がり、行儀良く合わせた両足で押し倒したのである。我が地位を脅かす敵の甘物屋主人は己が後頭部にて総本山の暖簾押しをふんわり成し遂げ、婆の着物直下、特異な内部へ侵入し、優しき婆立ち尽くし、主人に代わり断末魔の叫びを上げる。数秒後、依然として広域を支配するビブラートに更年期障害をも併発し、間断なく痙攣する宿敵。
私は菓子折りを、よろしければ羊羹も買いに来た。それがいま、特異な内部へすべり込ます。

閃光、興奮、淫乱、着床、再発射を願わされ、今布に包まれる。そんなところだろうと思っていた。水素、潮流、上陸、繁栄、謎は深まり、仲直り。それも悪くないかもしれません。おぎゃあ。こ
[次のページ]
戻る   Point(1)