君に会いたくて/桃色イルカ
 
いつも手を伸ばすとそこにいた
ずっと続くと思っていた他愛無い日々が愛おしい

くだらないこともどうしようもなく笑えて
時に息がとまるくらいお腹抱えて転げ笑ってた

おにいちゃんのようで友達で
恋人のようで家族のようなあったかい存在

そんな君の隣でニコニコにこにこ
ずっと一緒だって安心してた

今ようやく分かった
遅すぎるけど今更気づいたんだ
認めなかったけど大事なこと
気づきたくなかったし見ないふりしてた真実
体全身で心全部で感じてる
君が一番大切だったってこと

もう君がいることが
まるで体の一部分であるかのように
当たり前なんだ

君に会いたくて
どうしようもなく恋しくて
枕を濡らす夜が続いてる

でも涙を流しているその瞬間
寂しさで押しつぶされそうになりながら
君の面影に揺られているんだ
君との思ひ出の中にいる間だけ
ちょっとだけ心地よい

早く帰って来て
早く帰って来て
早く帰って来てほしい

お願い

今も私はここにいます
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