余熱/るか
 
    いつまでも
       迸り
       つづける


       酷熱の 季


       正午は
       いつまでも
       遠く


       わたしたちは
       待ちくたびれて
       いたのだ
       ろうか


       いつまでも
       待ち
       くたびれて
       噴き上がる
       炎の
       柱に
       なって


       正午が
       おとずれるのを
       時折 指を


       折ってみたり、
       して




戻る   Point(24)