余熱/
るか
いつまでも
迸り
つづける
酷熱の 季
正午は
いつまでも
遠く
わたしたちは
待ちくたびれて
いたのだ
ろうか
いつまでも
待ち
くたびれて
噴き上がる
炎の
柱に
なって
正午が
おとずれるのを
時折 指を
折ってみたり、
して
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