ASEMO/ふるる
みに言われるまではなんともなかったのに「アセモ」と命名された途端にかゆくなりました。「大工と鬼六」の昔話にあるように名前とはこげに恐ろしかものです。しかしアセモというのは幼児・子供のお尻や首にしかできないと思っていた私は不安に駆られ、「大丈夫かなあ」「お医者に行った方がいいかなあ」とダンナに救いを求めましたが「大丈夫じゃん」の一言を残して出社していきました。冷たい。冷たいと言えば昨日母から電話がかかってきて、双極性障害の人なのですが今はどうやら躁期に入っている母はどうでもいいことを延々と喋り続けます。すなわち、妹二人が社長夫人なのをいいことに実家に来ては自慢話ばっかりする、というその自慢話の内容を
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