君のかげふみ/Rin.
 

「リトマス紙がなにでどうなるか」のように忘れてしまいたい夏がある


まだ明日を信じていたからサヨナラを 告げた渚にゆらぐ太陽


ケンケンで駆けた砂浜しゃらと鳴る 乾いた粒子、ただ熱かった


サンシャイン色だけ溶けたジンライム背伸びで届く「オトナって何?」


貝色のボードのピックで引っかいた 歌詞もベースもない波の曲


わけもなく水平線をなぞる手をほどいた、君を迷わせるため




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