詩とかタン塩とかに関するごくシンプルな話/れつら
 
僕は好きで詩を書いていて、言葉を大切にしているつもりだけど、世間のひとは別にそうでもないらしい。

これは別に絶望するような事実ではないし、みんな詩を書けよとか言葉を大切にしなよとかそういうことを声高に叫ぶいわれはないんだ。きっと言葉以外に大事なものがあるんだろうし、そんなものより言葉のほうがずっと大切だ、なんてことは詩人たる僕やきみが勝手に思っていればいい話で。

言葉が誰かを殺したからってなんだっていうんだろう?言葉以外にも誰かを殺す方法なんて五万と存在している今日に。詩が軽んじられたからってなんだっていうんだ?この世の中には楽しいことが沢山あって、そう、そのうちいくつかは知ってるでし
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