遊びについて/パンの愛人
なんら怪しむには足りない。
で、白状してしまえば、わたしは自分の遊びの能力のなさには幻滅している。何をやっても、その成績はよくて平均止まりである。あえて好意に解釈をすれば、そのおかげで人生の破滅を逃れることができたということになるであろう。
何かを為すべきために与えられた人生を為すべからざることのために浪費するには、どれほどの精神の強靱さが必要であるかを考えるとき、また、人生の破滅が生の根源への復帰にもなりうるというあの逆説的な生命の神秘をおもうとき、わたしはいくらか不安になってくる。
明日があるとおもえなければ
子供ら夜になっても遊びつづけろ!
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