詩人のシノギ(上田 敏の巻)/みつべえ
 
白秋など、その後の日本の詩の歴史に大きな影響を与えた。大正5年(1916)、尿毒症により死亡。41歳であった。



 例によって、彼も「学校の先生」であった。いままで見てきた詩人たちは、ほとんど「先生」出身であり、まるで先生でしかも外国語の修得者でなければ、詩人にあらず、といったありさまだが、これもまた明治という啓蒙の時代の、避けられぬ風潮であったのであろう。


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