天国行きの罪びと・地獄行きの善人/プル式
も天国の住人たちは全てを許すのです。
2人は思いました。「私が間違っていたのだ」と
善人は手当てをすることを止めました。そして、ののしり続けた住人をののしりました。
罪びとは悪態をつくことを止めました。そして、笑顔で世間話を始めました。
罪びとは天国の住人になり、こう言いました。
「あぁ、世界はなんて美しかったことだろう」
善人は地獄の住人になり、こういいました。
「あぁ、世界はなんと言う醜さであふれていたことだろう」
神様は悩んでいました。
天国が今日も平和だったから。
そして
地獄は今日も狂気があふれていたから。
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