Gallery 112番 /服部 剛
 
ましろい部屋の空間で 
宙に浮いたペンが 
血と涙の混じった文字をノートに綴る 
開いた窓を仰いだ神保町の曇り空から 
誰かの涙がひとつ、落ちて来た。 
  
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