彼らが自由に踊るとき/たりぽん(大理 奔)
いじゃないかと思うのですよ。めいっぱい体で受け止めてそれでも「私は違う」と示せばいいのです。「わかってくれ」なんて情けないから言わないで。
ブレイクダンス練習の真横で麒麟獅子舞(注:鳥取県に多く残っている獅子舞。http://www.east.tottori.tottori.jp/kirinjishi/index.htm)の練習をする勇気も熱意もないのにそれを排除しようとするのは私は情けないなぁと思います。迷惑かけてないんだからいいじゃないか〜というだけでなぜダメと言われるのか考えないのも同じように。踊りがうまいとか下手とか、踊り方が違うとかと言う前にまず目を伏せようとしないで。古くて伝統のあるものだけが文化ではないし、新しくて革新的なものだけがすばらしいのでもない。その「核」にある(薄かろうが濃かろうが)伝わってくる何かを感じる心を持ちたいなぁと考えるのです。表現方法なんてただの手段にしか過ぎないのだから。
さて、今日もブレイクダンスを横目にみながら出かけましょう。飲み屋街でオヤジ談義に、今日のネタはこの話で。そんじゃ行ってきます。
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