ブーツの中のにおいを嗅いだ。/もののあはれ
いた
この花強いから水あげなくても枯れないんだよと自慢げだった
君を好きな気持ちに変わりは無い
寝ている隙に部屋の掃除をした
誕生日にあげたプレゼントが未開封で放置してあった
君を好きな気持ちに変わりは無い
寝ている隙にインターネットの履歴をみた
『パートナーをストーカーにしない別れ方』が検索されていた
君を好きな気持ちに変わりは無い
寝ている隙に薬指から指輪を外しておいた
無くなっている事をまったく気にしていない
君を好きな気持ちに変わりは無い
寝ている隙に出ていくことにした
この小さな背中を僕ではない誰かが守ってくれる事を願った
君を好きな気持ちに変わりは無い
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