素肌の ここち/ ひより
陽だまり
長い 長い眠りから まだ 覚めていないような
ここちを指の先で触れてみた ふかふか お布団のようだった。
ふわふわ そっと っと 。.
あと少し まだ 眠たい.。 そんな風に
ふぅ に
今朝は お休みなのに
お仕事と思って いつものように職場へ行こうとしていた。
わたしに
「今日は休みでしょ?」
いけないいけない
覚えていた筈の記憶が あっちの空で居眠りしていた?
窓の外は なんども なんども わたしを呼ぶような
あまりにも
素肌の ここち
戻る 編 削 Point(10)