水在らあらあが現代詩フォーラムで書かない理由をいまさら聞いた。/イダヅカマコト
uraのエッシャー展の最終日に2時間待ちの列の中で僕は何人かの人とその日限りの友達になった。その日は仲良くなった人と展覧会を見て周り、一人で行くよりも数倍の興味をエッシャーに覚えて帰った。翌月のBen's Cafeのイベントにゲストのバック演奏をしていた女の子と友達になった。後者は今僕と付き合っている。全て、らあらあの言葉から始まったことだった。
彼が叩かれる理由、彼の詩であったり、女関係であったりは本当に彼の本質にとってはどうでもいいことに違いなかった。たまたま作品が詩であり、口を利いた結果が女なのだから。少なくとも彼は一人の人として僕を動かしえたし、同じように他の人も動かすことのできる言葉を話した。らあらあはそういう人なのだと思う。
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