読書が下手でも詩が好きさ!/木葉 揺
 
 詩をやっていこうと思う方は、本来「本を読むこと」が好きな人が多いです。それなりの向上心と努力があれば、関わってゆけるでしょう。
 ところが私は、本を読むのが大変苦手で、特に詩や小説、文学を読むことを不得意としています。苦痛と言っても過言ではありません。しかし、私は文学は違う立場の人間の心を理解する上でかなり重要なもので、それが倫理観につながると思っています。それに、もちろん詩の世界において向上していきたいならば、詩人たちの作品に触れて感性を磨かなければいけないことは理解しています。なので今、少しずつ読み始めているのですが、
やはり「読まなければならない」というプレッシャーにつぶされそうになっ
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