このまま海へ/風音
 
どうせ
さすらうことばかりで
生きてきたのだから

目差すのは

このまま海へ

端から端まで海
どこまでもどこまでも海

涙零しても
どうせ海の味と同じなのだから

冷たい海へ
ざぶんって

母なる海は

わたしを
そして
あなたを

ぼくたちみんなを

癒してくれるでしょう
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