一端から一抹へ。/秋津一二三
 
いのだし、他者に関わる何かがあるからこそ言葉は必要と生じるのである。というのを語りたいわけでもないので、進めよう。

 さらっといったが、秋津一二三はasqでもあるし、ひふみでもある。と説明した方が親切であろう。いきすぎた懐疑主義なため、私自身は自己の同一性に自信がない。提出できる物理的証拠もないので、胸を張っていえないのである。更に始末の悪いことに、他にも隠している名、座標、面もあるので、いまひとつ語りのキレが悪くなる。しかし、全てをあきらかにしたところでキレが良くなるとも思えないし、全てというのはそもそも、と繋ぐと長くなりそうなので、また進める。

 というわけで、ひふみやasqを知っ
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