視点/xたろおx
 
大好きな詩人がいた。

その人の詩は
とても好きだった。

最近
その詩人が男の人ではなく
女の人だということ知った。

少し驚いた。

男の人だと思っていた。
男の人の詩だと思っていた。

なのに
こんなに何度も読んだ詩が
新しい詩のように
新鮮な詩のように
感じた。

不思議だ。

詩というのは
不思議だ。



ある冬のある日のある時のこと。
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