これから少し、嘘をつきます/無知アコ
 
常々思いますのは、いつしかのあなたに会いたいということだけなんです
それだけの女なのでしょうか
過去に引きずられている私は無様でしょうか
笑いたいのならば笑って下さい
それを見て私もきっと笑顔になれます
私は逃げ出すようにその土地を離れ、今は遠く都会に住んでおります
こんな人が沢山いる中で、あなたが突然現れたりしないか、という一億何千万分の一に懸けております
健気でしょうか
少し、後悔はしております
だけども、弱い頭で考えた結果こうするしかなかったんです
あなたから物理的に離れることは出来たのですが
私の頭の中から離れることが出来ないのです
時間が忘れさせてくれるよ、とよく
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