存在/紫音
 
〜である
〜がある

本質と事実

境界線上のイデア


遊離と乖離の連関の中で
問いは意味を持ち
意味は実存を失う

問われることと問われざること



自己撞着の行き着く先に
ニヒリズムの原初が包摂されていた


                     としても



円環の中で到達した実存は
その原初の包摂故に
本質と事実を生み



隔てるイデアが存在を分かつ時
終極にあるのは


「振り出しに戻る」



         としたら



その終極かつ始点は
ツァラトゥストラが語るのか
それとも
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