旅の日/山崎 風雅
 

 通りすぎる人々
 季節は白い季節
 眩い青春の雄叫び
 そ知らぬ顔の夕方のニュース


 誰もが時代の洗礼を受けて
 眺めはグレーなため息の街
 
 限りある時間の中で起こる
 さまざまな出来事に
 僕達は笑ったり、泣いたり

 

 いろんな事を試したよ
 もう、苦しむのはイヤだ
 この頃、人は弱いものだと知ったよ
 心に染みる友情のありがたさ


 人生は旅だと言うけれど
 いま、僕はどこを歩いてる
 景色が心に映るとき
 そして、毎日変わる天気の下
 新たに歩きだそう
 
 まだ、見ぬ自分に出会うため



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