星のない空/
優羽
電灯に照らされている僕
雲が月との間を遮る
君と僕を遠ざけるかのように
今日は空が暗い
何故こんなにも遠く感じるのだろう
ついこの間は近く感じられたのに
雲の向こうは輝いているといい
月は星々と共にあってほしい
君との距離は遠いままでも
いつも輝いていてほしい
太陽に照らされて
暖かいところにいてほしい
雲がはれたなら
また君と出会えるだろうか
冷たい空気に透き通る月のような
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