カモノハシのパンセ4/佐々宝砂
 
ないパロディ、悪意のかたまりのようなパロディが私はきらいだ。パロディは愛の発露であるべきだ。パロディを含め、批評というものが本来は愛の発露であることを、私は決して忘れまい。

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いま私たちに必要なのは希望だ。幻に終わるかもしれぬ希望を必要とするほど、現在の私たちは絶望的な状況にいるのである。

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望みを持たなければ、失望はない。
持たなかったものは、失うことがない。

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おそらく、変人を変人たらしめているものは、価値観なんである。自分の価値観を恥じず、どこまで押し通せるか、だ。

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私たちには、何がなくとも想像力だけはあるはず。

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