千本鳥居/明楽
 
どこまでも続くかのような
朱に覆われた道を歩み進むうち
母の胎内から生まれいずるような
新しく生まれ直せるような
そんな心持ちになりましたが

かあさん

一度 生まれたわたし は
何をどうしようとも
もう わたし
で しかないのでしょうね
どこまでも どこまで も



2007.12.20
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