「光の剣」 〜BUMP OF CHICKENに勇気をもらう〜 /服部 剛
 
をもらっているからです。

 もしこの感覚が、この手紙を読んでいる あなた に伝
わり、日々のささやかな勇気となれば、僕は嬉しい。そ
して、もし詩人の姿をイメージするなら、人を傷つける
為ではない「光の剣」を手に、今日という日を裸の魂で
生きる人のことだと思います。ぼくもあなたもこの手紙
を通じてつながり合い、目には見えない「光の剣」を手
に今日という日に立ち向かっていけたら、お互いのここ
ろに一つの勇気が生まれるかもしれません。離れた場所
にいても、僕はあなたとつながっていたい。  

 一昨日の仕事帰りの夜は、途中までバスを使わず人通
りの無い歩道を無心で歩いた。無心
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