ひとりぼっちの風/涙(ルイ)
 
っとずっといてくれるって
そう云って そう約束して
淋しかったあたしは 今でも
不安でたまらなくなるの
だって どんなに楽しくっても
どんなにそばに寄り添ってくれていても
いつか来る終わりが透けて見えてしまうんだもの
それでいつもね不安でどうしようもなくなるの
夜も眠れないくらい 淋しくてたまらなくなるの

だから だからね
こんなに幸福に笑っていられる時間が
あなたがそばにいてくれる今日が
とまってしまったらいいのに
時が過ぎたらあなたもきっと
あたしから去ってゆくだろう
そしたら またあたしはひとり
淋しい風に吹かれるのだろう


淋しい風に吹かれるのだろう
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