誰のせいでもない悲しみに/
彌月
誰のせいでもない
雨は
傘をたたき
窓を濡らす
誰のせいでもない
雪は
今夜も屋根を
白く覆う
誰のせいでもない
悲しみは
時と言う名の
友に癒され
こうして
集う
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