アルコ・ホリック/
衿野果歩
乾杯のグラス持つ指に触れたい 苦味も好きと言える日までに
まだ知らない ジントニックのその味も それを味わう その唇も
泥酔を希望してみる 空グラス 氷を砕くあなたの口元
久しぶり 今日はなんだかいつもより 甘ったるいな カンパリオレンジ
ラムネじゃん あなたが笑った “水玉”の泡に弾けて 想い消えてよ
あちこちに あなたのアトを見つけては 今更不在を 思い知る夜
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