見つめて/
山崎 風雅
七色のビロードに溶ける思い出
どんな楽しいことがあっても
時の流れには逆らえない
戻らない
すべてが煙のように
すべてが幻のように
目の前を通り過ぎて行く
ああ、一時の快楽さえも
それでも
求めてやまないのは
どうしてなんだろう
そうやって、陽が沈み
今日も過去になっていく
何の為に生きてるんだろう
答えはいっぱいあるんだろうけど
見つけられない
見つからない
そして、時を見つめてる
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