リセットできない/
山崎 風雅
深くつくため息
心をえぐるような予感
君からの言葉が出る瞬間に耐えられなくて
煙草に火をつける
尽くした恋だったかもしれない
全くの他人がこんなにも親しくなるなんて
そんな奇跡に酔っていた
きみのことを愛せつくせなかったのかもしれない
きみの不満に答えることができずにいた
今から、リセットすることはできない
そう
この空気
君は覚悟の言葉を発しようとしている…
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