朝/高木 しおへー
 



金色の光が入り込む階段をかけおりて
ゴミを捨て歩き出す
金色の光の中を

喉が潤いそうな朝の空気を沢山吸い込んだ
朝ごはん

ビルやマンションはサングラスに反射するレンズのよう
キラキラ光る

まだねたいまだねたい
朝だー朝だー

二つの気持と戦いながら
今日も通りすぎる
朝の世界を

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