『ウタ』/
しろいぬ
ウタウタイ
声が枯れても
ウタウタウ
意志響かせて
震わす空間
血で記す
己の言葉
其れがウタ
上っ面だけ
真似ても届かず
この心臓
懸けられぬなら
捨てちまえ
冷めた血液
朽ちゆく躯(カラダ)
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