八月、愛するものにもどってはならない/んなこたーない
 
てタメ口で話すよう教育されているらしい。
「平日ですか……」
「それと、受付は三時までね」
迂闊にも、ぼくは警察は二十四時間営業だとばかり思っていた。
平日のその時間帯に余裕がある人間がどの程度いるか、一度は考えてみるべきではないだろうか。

家に帰って「腕くらべ」を読む。夕方、電話があって、外出する。
明け方にはサーフィン。夕方、帰宅。無為に過ぎ去るばかりの週末であった。



「And should I then presume? And how should I begin?」
どうしたら、この優柔不断な性格を矯正することができるだろう?
何にたいしても、ぼくはい
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