恋詩-SIX Sick.ver-/
流希-Яuki-
抱きしめたことを思い出すたびに
胸を締め付けられる
愛していると伝えられない数だけ増えて
忘れたいなんて綺麗事を
脳内で繰り返す愚かな僕が居る
飛べない
動けない
心から束縛されて
誰をどうやって愛するかなんて
思い出せずに消えていく
ゆっくりとゆっくりと
少しずつ少しずつ
言葉を綴ることしか出来ない僕は
抱き締められること
愛されること
失いながら綴っていく
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