きみの夢を見る/
ユメアト
肌の白さから浮き上がるみたいな
ブルーのアイシャドウに
縁取られたきみの目蓋を見つめる
波が打ち寄せる海岸、と
黒いアイラインの地平線
目蓋から透けるブルーを見つめて、
きみが海の夢を見ていたらいいな、と思う
きみの見る海で、僕が溺れていたらいいな、
そしたら、
ワンピースが汚れるのを嫌がるきみは
助けてくれるのかなぁ?
うう、と言って、きみは背中を向けた
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