銃撃 される 解剖学的な 濃霧/ななひと
 
走り書きする 木霊 は どこへ 崩れ落ちる にがみ ともにして 愛される 酢酸 を 遠吠えする 左利きの 戦士 ただそれだけに 波及 する 未来 遠ざかり ゆく たくらみ の 夕語り する 標高 証拠 も なしに それは 落ち こぼれて いく 先行き不明 の 絨毯爆撃 子供攪乱 して たじろぎ の 最終便 奏で続ける 多重原石 残り 遺して 記す 早急 な 解釈格子 崩れ 待ち 続ける 搭乗 拒否感応 する ウルシ 先細り ゆく 削岩 かすれて 傷つけ る 小曲 なるく 面貌 の 焼却 過程 から 痩躯する 弾かれて 許す 供の痛み 消盡 される 白水 たび のがれ ていく 表示 体系 そこには
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