魔法/
R
大きな声で、少しだけ本当を混ぜて嘘をつけば、
きっと本当に変わる魔法だから、
誰かを少しだけ傷つけて、そうやって魔法をかけて。
そうやって作った魔法の中で、
僕はちゃんと楽しそうに笑えているかな。
君を少しだけ傷つけて、その傷の上に立っている僕は。
ここにいてもいいですか?
「魔法の解き方を忘れてしまったんだ」
だから、だから、ネジの切れた人形みたいに
少しだけ本当の嘘の仮面で、魔法をかけて。
僕の魔法は誰かを幸せにできていますか?
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