夢は夜明けの彼方たち/酸素の枷
 
まず新聞がポストに入る頃
パレットを洗い流してストレートに言うと
夜明けが大好きです

午前3時から夜明けにかけて
何かが変わるかも とか

窓の近くにある机
椅子に座ればいいのに
何かに憧れなんかりしちゃったり

電気を消して
膝を抱え込んだりなんかりしちゃったり
ラジオなんて聞きながら
とても古い曲
何かを残して逝く人達


とても とても


向かえにはこっちより高級マンション
壁を見つめてたら融けるかもなんかり思っちゃたり
星なんて見える街じゃないし


夜明けだけ


漆黒から 徐々に淡い淡い淡い青
静まり返る程ではない静けさ


ひそひそ ひそひそ


ここから飛び降りのは簡単なんだけど
これが為に生きるとしよう
地球≪我が家≫もまだまだ広大だし


また今日も 体がお眠むですな

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