last ・time/愛心
 
真夜中の三時
夜のベンチ
残された時間は
もう少なくて
そっと君の手を握って
恐ろしさ押し殺してた

『怖くないよ』

そう呟く君の目は
街灯の光と 
星空を移してて
あたしに勇気をくれていた

何であたしなんだろう
何で他の人じゃないんだろう
まだ若いんだよ
未来ばかり残っているんだよ

将来の夢はいっぱいある
今を生きる理由もあるし
いつもいつまでも
先っぽの方見ていたのに

最後の時間(トキ)
近づくとき
あたしのイノチ
燃え上がって
君に抱きつき

満月と同じ
エンゲージリング

そっと指にはめ
君を見守るため
アノ星の上で

君のこと見ていよう









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