笑みの鎖/山崎 風雅
困っている人がいれば
それがその人にとって必要ならば
助けてあげよう
哀しんでいる人がいれば
それが反省しているならば
慰めてあげよう
寂しがっている人がいれば
それで自立できるのなら
優しくしてあげよう
僕はたとえそれが偽善だと罵られようが
行動こそが語るんだと思うんだ
恥ずかしいからだとか
時間の無駄だからとか
面倒だからとか
自分のことが第一だけど
余裕のある人は行動したらいい
ぎこちない笑みも
繰り返せば
新しい道ができ
笑みの鎖が出来あがる
そう思うんだ
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