創書日和「星」/イズミナツキ
 
遥か遠くの星が
時を越えて輝いている

闇に呑まれないように
やさしいつながりを

目に映るのは消えた光
それでも心をうるおすもの

いつかは燃え尽きて
いつかの朝をもたらすのだろう

夜の丘で
街の空気に抱かれた心は なぜだか澄み切って
今なら、と思い
それを空へと投げた

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