水在らあらあ氏・「最果て」に寄せて。/ワタナベ
 
の生の絆は私にとってうらやましくもあり、そして人間を恐れる私にとっては勇気付けられるものでもあった。その点ですでに私とこの作品との間には、絆が出来上がっているのではないかとも思った。
作者にとって、どうしても書きたいと思うことがら。
最果てでの愛すべき人たちとの一夜は永遠に生き続けるだろう。
作者の記憶の中で、「最果て」という作品の中で。
そして、その光景を詩という形で垣間見られたのは読者として私には幸運なことであったとおもう。
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