宇宙ヲも跨ぐ呼吸 ----サイクル----/酸素の枷
あの日から
月は止まり
太陽が語りかけ
僕だけの星が生まれた
未だに雨と病院の匂いだけは
好きになれない
人生が楽しかったとは限らないが
彼女に見放されない為に必死だった
限りある命を使い切る事で
やっと彼女に辿り着く
それだけの価値は得る事が出来た
白い部屋
白い上下のパジャマ
白いベッドに白いシーツ
白い飲み物で乾杯
白い食べ物を用意しよう
何の為に生きていたのか
なんて詮索しない
する気も既に無い
リミットがありコネクトがありシフトする
ただそれの繰り返し
充満する生と死 生と死 生と死
単純な物 複雑な物
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