恋文/
秋桜
愛しさを震える左の手に込めて
あなたに届け我が恋文よ
かきくらす
闇夜に祈りて願いしは
あなたと逢えるその日を疾くと
逢はむとぞ思ひて歩く
遥かなる道のり越えていざ、往きめやも
逢えぬ日が二人の糸を太くする
信じて今は耐えよ涙も
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