爆発する切なさ/山崎 風雅
 
 いつも見る街の景色
 行き交う人の顔はすべてモノクローム 
 失った思い出に変えられるものは
 もう、この街のどこにもない

 シンクロしない切なさ
 ビックバーンの時から離れていくさだめ
 神様でも
 もう一度という願いは叶えてくれない
 時が僕の頭上を流れていく

 忘れていた想い
 すべてが許されていた頃にみた光り
 幾億もの過ちの果てに現れた僕達
 もう、いい

 君がすべてだった
 君しか見てなかった
 君なしで生きていけない

 神様

 それでも時はもどりませんか?

 神様

 この茨の道は何処まで続くのですか?

 君がすべてだった
 君は僕のすべてだった

 時が過ぎても想いは色褪せないでしょう

 この闇のなか
 切なさが爆発する


 


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